なぜ?ってブログを更新しないから。ですね。
でも安心して下さい!更新しますよ。(古い?)
「営業女子力UPプロジェクト」のことは前回書きました。
この結果発表!と行きたいところですが、それは来週~として、
まずは女性の活躍がどうすればできるのか?について書いていきましょう。
いつもどこでも公言しておりますが、私は女性が大好きです。と言うと「女好き」とかのへんな誤解を受けかねないのですが、女性に対して尊敬の念を持っております。
男女の能力には格差は全く無い!とも思っております。
ではなぜ?日本の社会においては「男性が上位」になってしまっているのでしょうか?
もちろん女性ならではの喜ばしい事情もあります。
「出産と子育て」
ですね。
男性には子育ては可能ですが出産は逆立ちしても出来ません。
この出産と子育てがあるために会社を辞めてしまう・・・。とても勿体無いことだと思います。
会社もこの女性のライフプランを描きながら雇用する場合が多いのです。
つまり「腰掛け」的な仕事しか任せない考え方です。
だいぶ少なくはなってきましたがまだまだこんな感じです。
女性の側も同じなのです。
やはり出産と子育てを行うので、その時期に会社を辞めることを前提に就職をする方が多い。
結果、一旦退職した後に再度就職する時に悩んでしまうのです。
だから過去の私が行った講演等でも女性の方には「会社を辞めないこと」をまずは勧めます。
違う観点から見てみましょう。
先ほど男女の能力には格差が無い。と書きました。
本当にそうでしょうか?
国内外の色々な研究結果が出ております。
その中の1つに「労働生産性」があります。
この労働生産性が日本は「極めて!低い」のです。
どれくらい低いのか?と言うとOECD加盟主要先進国7カ国の中で20年連続の最下位!なのです。
最下位ですよ。それもぶっちぎり。
理由は沢山あると言われておりますが、今回のテーマは「女性の活用」なのでここで語りません。
ただし、こんなデータもあります。
独立行政法人経済産業研究所の山口客員研究員による研究結果によると、
「正社員の女性割合を一定とすると管理職の女性割合が大きい企業ほど、つまり女性正社員の管理職昇進機会が大きい企業ほど、時間当たりの生産性・競争力は増加する傾向が見られること。」
となるそうです。
つまり
「女性のほうが働く効率が良い」のです。
いかがでしょうか?
この女性のパワーを企業が使わない手はありませんよね。
では?企業はどうやって女性の能力を活用すれば良いのでしょうか?
その前に今度は働く女性の立場から見てみましょう。
先ほど「会社は辞めないこと」と書きました。が、辞めてしまった場合はどうでしょうか?
出産子育て等で会社を辞め、その後再度働く場合、女性の方々が口々に仰るのが
「就職先が無い」ことなのです。
2015年12月の有効求人倍率は24年ぶりの高水準!であると話題になりました。
数値は「1.27」です。
つまり応募1人に対して求人が1.27社ある状況で、この数値だけみると「売り手市場」に見えます。
ところが、正社員有効求人倍率は「0.80」で逆転します。
つまり応募1人に対して求人が0.8社。この状況では「買い手市場」になるのです。
これでもかなり良い状況なのは間違い有りません。
ところが多くの女性が望む職種は何か?というといわゆる「事務職」になるのです。
この事務職の有効求人倍率はなんと「0.24」(2013年)にまで低下してしまうのです!!
つまり
「100人の応募に対して求人はわずか24社」
しか無い状況になっているのです!
しかも。応募者の男女比率は
女性:男性=61:39 で、女性の応募が圧倒的に多い!のです。
つまりいくら景気が改善しても女性が望む事務職は非常に狭き門。なのです。
その就職が難しい状況を女性の立場で「如何に打開するか?」がポイントになってきますね。
長くなってきましたので、続きは来週書きましょう。
来週は
「企業はどうやって女性の能力を活用すれば良いのか?」
「女性は就職難をどうすれば打開することができるのか?」
について述べてまいりましょう!!
では又。
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